その常識は本当ですか

五十路の親父の育児観察

離乳食の常識は本当ですか?

 うちも離乳食の最初の最初はペースト状のブツを食べさせました。太古の昔を考えても、親が噛み砕いて与えていたであろうことから、まあ理にかなっているよねと。我が子も素直に受け入れ食べていました。

 月日が流れて生後七か月前後、さて次の段階、やれ、小さな子は消化力が弱くいきなり硬いものは与えるべきでない、徐々に硬くして行けと世間では喧伝されていますが、なん分粥であろうとも、半端な粥はうちの子は全く受け付けません。さて困った事になったと、考えてみましたが、太古の昔、親が口噛みで作るペーストにそんな細かい制御ができるんか?そんな疑問に取り憑かれニャジラさんに言いました。

「ドロドロの必要ある?」

ニャジラさんが答えました。

「自分もそう思っていた」

食べないよりは消化してないってだけのほうがいいよね。夫婦統一見解で大人と同じ固形物を一応少量から実験しました。食事拒否が嘘のように食欲が露わに。ウンチの消化具合を確かめ、問題なく吸収していそうなので、後は喉に詰まらせないよう一口の量を調整しながら与えると、これまた副産物で固形だから掴み食べをしたがるんですね。いいこと尽くめでまた発育が良くなりました。肥満にはならず、身長が伸びて一才で11kg超、でかい。